事務所の成り立ち
税理士法人カデンツは、昭和54年5月、初代の代表社員・大木了ニが独立開業したことに始まります。大木了ニは、それまで勤務していた中央経理事務所を退職するにあたり、退職金代わりに一部の顧問先を譲り受け、志を同じくする税理士2人とともに「共立合同税理士事務所」を立ち上げました。後にもう1名が加わり、4人の共同事務所としての歩みを始めました。
当時は、税理士業務を個人事業として行いながら、社会保険に加入するために記帳代行業務を別法人で運営するという、個人事業と法人の併用体制をとっていました。柔軟な工夫を凝らして体制を構築し、業務や経費の分担といった複雑な運営に対応しながら、事務所は順調に成長していきました。顧問先の増加や業務の拡大に伴い、一人また一人と共同事務所から出て自分の事務所を構えていく中、大木了ニが最後まで残り事務所を支え続けました。
事務所移転と税理士法人化
平成4年には、現在の所在地に事務所を移転。さらに士業法改正により税理士法人制度が創設されると、従来の個人事業と法人の併用という体制を見直すべく、信頼する2名の税理士とともに平成18年8月に税理士法人カデンツの設立を実現しました。代表社員には大木了ニが就任し、浅草本店を拠点に、豊島事務所(村田淳一税理士・現在閉鎖)、江戸川事務所(新藤和吉税理士)と連携しながら事務所運営に取り組んできました。
2代目へバトンタッチ
平成23年12月には、初代・大木了ニの志を受け継ぎ、2代目として大木進次郎が代表社員に就任しました。経験と信頼を受け継ぎながら、時代の変化に柔軟に対応し、これからも顧問先の皆様にとって、真に頼れるパートナーであり続けることを目指しております。
40年以上にわたる歴史を胸に、これからも「税理士法人カデンツ」は誠実な歩みを重ねてまいります。今後とも、温かく見守っていただけますようお願い申し上げます。
税理士 大木進次郎
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