2009年5月
みなさん 気持ちの良い5月が過ぎ、梅雨の季節がきましたね。
私ども会計事務所にとっては、2〜3月の確定申告の繁忙期が過ぎ、4月にちょっとほっとして、5月は会社決算と申告で忙しい時期でした。
3月締めの会社が多く、2ヵ月後に決算・申告ですのでこんなことになるのです。 少し愚痴になりますが、顧問先の会社のほうは私どもに1年分の納品書や領収書、通帳などを渡せばそれでほっとするようですが、会計事務所ではこのような資料を頂いてから2〜3日かけて決算書や申告書ができます。
しかも1社だけでなく何社も同時に作業するのですから、実は大変なのです。税理士同士の雑談でも顧問先から資料が来ないという愚痴は時々聞きますね。
私ども会計事務所の1年は6月から10月頃までは比較的仕事は暇で、税理士試験受験者は最後の追い込みで大変な時期となっています。
私どもの仕事は11月頃からだんだん尻上がりに忙しくなってきます。12月中旬は年末調整、翌年1月中は各種支払調書や源泉徴収票の作成と提出と言った細かな作業がたくさんあり、そして2月から3月いっぱい確定申告と個人の消費税申告に追われる毎日となります。
私ども普通の会計事務所の顧問先のほとんどは事務員もいない中小企業です。
本来事務員を雇ってする作業を私どもが代わって作業をし、その代金も含め顧問料を頂いている実態です。
私のところのように税理士養成のようなことをしている事務所は仕事と受験勉強を両立させることが大変困難な頭の痛い問題です。
私は勤続年数が長くなり、仕事量が多くなる前に税理士受験のほうに力を入れるよう、いつも職員には叱咤激励しているのですが難しい問題です。