2009年8月
今年の夏は天候不順というより、異常気象といったほうがいい夏でしたね。これから台風の時期になりますが大きな被害が出ないように祈る気持ちです。
事務所は税理士試験や社会保険労務士試験などを終え、各自夏休みをとったりして1年で一番ゆったりした気分が流れている時期です。
こんなときにこそ来年3月の確定申告時の超過密作業を緩和するため、個人の事業者から今年前半分の資料をもらって1月から8月あたりまでデータをパソコンに入力しておくといいのですが、なかなか所長の叱咤激励が通じず、いつもその場になるとあわてることになってしまっています。
こういう私たちに気持ちの余裕のあるときに、何かじっくりと相談しておきたいことがあるなら事務所に相談されるといいと思います。税理士や会計事務所の人はいつも忙しそうで、結局切羽つまらないと相談できないような雰囲気があるように感じられ、いつも申し訳なく思っていますので。
ところで、景気後退が大変な勢いで迫ってきていますね。デフレ傾向もあるようですね。
顧問先の決算も赤字決算が増えています。資金繰りも悪くなり、銀行の貸し渋りも多くなっています。そういう中でも税務調査だけはけっこう多く、経営者は踏んだり蹴ったりの状態です。取引の関係で顧問税理士を私から別の税理士に変えさせられることもあります。倒産も時々出ます。
私はこの道40年の古株ですが、こんなに厳しい時代は初めてですね。
皆さんのご健闘をお祈りいたします。